一人ひとりが花開く“よこすか”へ
日本共産党横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ

映画・ドラマ

「小さいおうち」松たか子と黒木華が素晴らしい

2015年3月9日
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昨年公開された山田洋二監督の「小さいおうち」をテレビで観た。

今を生きる若者が高齢者の若い時を垣間見るストーリー仕立ては、ハリウッド映画だけかなと思いきや、最近では「永遠の0」もそうだったし、結構使われる手法なんだな。二つのドラマを同時進行に観るという飽きない構成になっている。

松たか子は、芯の強さが浮き出てよかった。横顔が美しくて、竹久夢二の絵のような女性だった。黒木華(くろき・はる)は立ち居振る舞いがそつなく、美しく控えめで抑えた演技が素晴らしかった。「たきさん」の役は蒼井優でも良かったなと思ったけれど、蒼井優ではあそこまでの控えめさは出せないだろうな。吉岡秀隆は、どうしてどの作品でもあんなに頼りなげなんだろう。不思議な役者さんだ。宮崎駿監督の「風立ちぬ」を実写で撮ったら、堀越二郎役を彼にやってもらいたい。私が監督だったらそうする。

前面には出てこないが、終始、戦争が重く横たわっていて、時代を規定していた。

小さいおうち

あまりに小説的な小説を、よく映画にしたなと思う。