一人ひとりが花開く“よこすか”へ
日本共産党横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ

洋子の目

日本共産党 井坂しんや議員の代表質問。一問一答。市長のかじ取りに思う。-③

2015年3月4日
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今回、井坂しんや議員は、人口減少問題と若い世代の労働状況という柱立てをつくり、質疑を展開した。出生率と非正規雇用やブラック企業、さらには子育て支援の拡充と、全部を一つ繋ぎにしてループ状にした。とりわけ、保育園を民営化すると、市の支出が減る、それはなぜかというと人件費つまり保育士の給与カットと関連しているからということ、それは結局、生活できないほどの低賃金で働く労働者をつくりだし、そうなるとその方々が将来、家庭をもち子どもを育てていくということが困難になる・・・。そういう質疑を展開したが、市長にはピンとこなかったみたいだ。

今、ちょうど、スティーブン・Rコヴィー博士の「7つの習慣」を読んでいるのだけれど、その中にパラダイムシフトの話が出てくる。私はいつもどうして、市長や執行部には伝わらないのだろうと思う。こんなに何度も言っているのにどうしてわからないのか?・・・・・しかし、それはたぶん立場の違いなのだと思う。「視点は立ち位置で変わる」という言葉も出てくる。どこを観て、どこに立っているか、そのことによって、考え方が違ってくる、つまりそうなると関わり方や方針が変わってくる。

いかに市の収入を増やし、いかに支出を減らすか、このことを最重要なものとして観ていると、結果を出すために手段を選ばなくなってくる。

国も市も手っ取り早く成果を出そうとしてる。だけど、その成果のために切り捨てられる人々の暮らしがあるということだ。それは巡り巡って、結局、横須賀市を衰退させることになるのではないか。「施設配置の適正化」もそうだ。施設名まで上げて統廃合を打ち出した自分の姿勢にたいして、市長は「誠実な態度」と自己評価していた。しかし、パブリックコメントで出された意見では圧倒的に、不満や不信が出されていた。不必要に不安を煽り、市民の意欲を減退させた、市長のやり方は、もう、この時点で間違っていたということがはっきりした。

ものごとを対局で観ること、パーツで観るのではくて繋がりで観ること、さらには市民生活の実態を捉えてそこに手当てする視点で観ること、これが大事ではないかと思う。井坂議員は、そういう観点でいつもよりさらに粘り強く、我慢強く質問をしていたと思う。4期16年の市議会議員活動の集大成として有終の美を飾った。彼の高め広げた地平をさらに大きなもの、深いものにするために、頑張りたい。

昨年、学童クラブを訪問した際の一幕。

浦郷学童視察 (16)