一人ひとりが花開く“よこすか”へ
日本共産党横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ

洋子の目

富岡製糸場から「ヨコスカ造舩所」刻印レンガが発見され、里帰り展示

2015年2月26日
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横須賀の文化財展ツナグ ツタワル オクル

プレ横須賀製鉄所(造船所)創設150周年記念事業ということで、タイトルの特別展を鑑賞しました。

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横須賀市には国・県・市が指定する文化財が107件あるそうです。それを「ツナグ ツタワル オクル」をコンセプトにストーリーを持たせて展示していました。世界遺産となった富岡製糸場で「横須賀造舩所」の刻印の煉瓦が見つかりました。この大発見は横須賀と富岡をツナグ物的証拠となりました。横須賀造船所でつくられた煉瓦は、富岡製糸場建設には使われていないとのことで、この煉瓦は見本として持ち込まれたものではないかといわれています。「横須賀のDNAが飛んで富岡へ」と表現する人もいるくらいですから、横須賀が大元であったわけです。

黄泉の国へオクルということで、久里浜中学校内で発見された古墳時代の成人男性人骨の足元には碇石(いかりいし)が置いてあったそうです。碇石は黄泉の国についたら、この世に戻らないようにあるいは迷わないようにする役割ではないかと考えられています。人骨を直にまじまじと眺めることができましたが、歯がきれいに残っていて、それはもう感動するくらいにきれいで、驚きました。歯ブラシも歯磨き粉もなかったでしょうに、どうやってあの歯を保ったのでしょう。もっともお菓子など甘くて歯のエナメル質を溶かすものなどなかったでしょから、虫歯にもならなかったのかもしれません。しばし、彼の生きた頃を想像しました。

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繋がりがテーマであり、鎖がモチーフになっていて、歴史の一コマで生きている自分の今を意識させてもらいました。自分たちの今があるのは昔から、そのもっと昔から、脈々と流れてきた延長ということ。そう考えると、とても謙虚な気持ちになり、視野が広がった思いがしました。切羽詰まった余裕のない自分をリセットすることができました。今日、代表質問1日目で、「横須賀製鉄所150周年の2015年度は郷土愛の醸成と愛着」と市長は何度も答弁していたけれど、確かにアイデンティティには違いないのだけれど、もっと、なんていうか、悠久の時間の流れの中で今この時に自分がいるっていう感じなんだよなー。時間と空間なんだよなー。

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3月14日からは「なつかしの道具展」がはじまります。また、行こうと思います。