日本共産党
横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ
一人ひとりが花開く“横須賀”へ
大村洋子
洋子の目

子どもたちの心が蝕まれていないか

2022年12月30日

子育て中のママたちとのおしゃべり会があった。学童保育、中学校の様子、性教育、話は多方面に広がって、今の横須賀の子どもたち、保護者たちの現状をうかがい知る良い機会となった。

とある中学校での話・・・靴下の丈が短くて先生に注意を受けた。先生はくるぶしが見えていると危険だから靴下はくるぶしの見える短いものは禁止と注意をしたという。その場にいた一堂爆笑となった。「じゃ、プールに入れないじゃん!」私も呆れて叫んだ。

これは一例だけど、こういう不条理とも言えるルールが現場ではまかり通っているという。

そういえば、私自身にも経験がある。私は高校生の時だったが、かばんにお土産のキーホルダーを付けていたら、校則違反と言われて、職員室の前に正座させられた。今考えると明らかに見せしめだった。その教師は倫理社会の教師で、授業じたいは面白いものだったし、教え方も悪くはなかった。しかし、私はこの仕打ちから、卒業するまでこの教師は信用ならない、固く心に誓って接していたものだ。当時の私も今の私もあの教師の態度は明らかに行き過ぎだったと思う。しかも、倫理社会、言行不一致の極みじゃないか。

ある一定の規制をかけてそこからはみ出すことを許さない。はみ出すと子どもはだらしなくなり、生活態度が乱れて良いことはない。子どもは自己を律することはできないのだから、大人が事前に足を踏み外すことのないようにストップをかけてやるのだ。そういう論理が働いている。徹頭徹尾子ども自身を信用していない。子どもを一個の人間として尊重していない。

管理する側される側、従わせる側従う側という構図の中で、本来の人間形成の豊かな時間が蝕まれていく。

驚いたのは、今の子どもたちはの大半は、そういう現状に対して抗うことすら時間や労力の浪費と考え、スルーしているという。我慢しているということとも違う。いちいちそういうことに関わることがくだらないと思っている。だから、もっと先を読んでスマートに対応するという。

私はそんなんでいいのかなぁと思った。私は職員室に正座させられたときに、涙を流して訴えた。なぜ、自分はこんな仕打ちを受けるのか、おかしい。なぜ、かばんにお土産のキーホルダーを付けることが校則違反として取り締まる対象なのか、そのこと事態、到底、受け入れることはできないと訴えた。

しかし、今の児童生徒はそんなことにはならない。これで、主体的に生きることになるのだろうか。生きるが貫徹するのだろうか。事態はかなり深刻だ。子どもたちを骨抜きにして社会はいったいどこへ行くのか。

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