日本共産党
横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ
一人ひとりが花開く“横須賀”へ
大村洋子
議会

全会一致の決議と2度目の緊急質問

2022年10月4日

今日、一番うれしかったのは、全会一致で決議が成ったことです。

「横須賀米海軍施設における排水処理施設からのPFOS等含む排水への早期対応を求める決議」です。

そして、今日は2度目の緊急質問を行いました。一般質問と2度の緊急質問で合計3度の登壇と一問一答。これは私としては始めてとなりました。この9月定例議会は忘れられない議会となると思います。

 

今回の質問は9月30日の南関東防衛局の局長と企画部長の報告から作成しているですが、この来訪はたったの10分でした。たったの10分ですが、衝撃的な内容です。今後の推移を注視する必要がありますが、事態は非常に深刻だと感じています。今日の市長との質疑でも展開しましたが、私は米海軍が施設の管理に重きを置いてきていないこと、日米地位協定の縛りがあるため容易に我が国が関われない、そういう構図があるのではないかと思っています。そこで、割を食うのが地元自治体です。一口に原因究明と言っても、そもそも、どうやって進めたらいいのか米海軍はわかっているのでしょうか。国が専門的知見と技術を大動員して進めることが大切だと思います。真に解決するにはお金も人も時間もかかるでしょう。土壌汚染の問題があれば洗浄しなければ抜本解決にはならないでしょうし、排水施設は上下水道局のストックマネジメントの発想が米海軍にあるのかということです。粒状活性炭のフィルターは設置することは必要かもしれませんが、あくまでも対症療法のような気がします。

今日の市長はかなり神妙でした。

怒りの態度はそれをそれとして表明してもあまり意味はないと思います。解決のためにどうするか具体的に手立てを打つべきでしょう。

以下は質問文です。

 

日本共産党の大村洋子です。

 お時間をいただきまして、米海軍横須賀基地のPFOS等に係る国からの説明(第4報)について緊急質問を行わせていただきます。9月14日にも第3報について緊急質問を行いましたが、第4報において事態はさらに悪化、米海軍、国の対応の鈍さが露呈しています。このような体たらくでは、横須賀市民の健康となりわいを真に守れるのか、私たちは強い不信感と激しい憤りを感じています。

9月30日防衛省南関東防衛局 局長と企画部長がPFOS等の流出に係る説明を市長に行いました。8月29日の米海軍による基地内の排水施設内のサンプリング調査結果は生活排水ラインの出口でPFOS,PFOAの合算値は8,592ng/L、産業排水ラインの出口でPFOS,PFOAの合算値は5,450ng/Lでした。2回目の7月6日付けのサンプリングでは生活排水ラインの出口では112ng/L,産業排水ラインの出口では93ng/Lでしたから、前者は約77倍、後者は約59倍となっています。そして、環境省の暫定目標値の50ng/Lから換算すれば、神奈川新聞の一面に大きく掲載されていたとおり、約171倍となります。今回のことから、1回目、2回目のサンプリングとは比べ物にならないほどの有毒フッ素が本市海域に垂れ流されているということが判明しました。また、排水処理場の粒状活性炭のフィルターの設置について市長とビデオ会議を行った際、米海軍司令官は「近いうちに設置する予定です」と発言されていたにもかかわらず、実際には11月1日までには設置とのことです。このような米海軍の言行不一致をどう考えたらよいのでしょうか。市長はこれまで米海軍とは信頼関係があるとおっしゃってきましたが、今やそれは音を立てて崩れつつあると思います。今、市は何をなすべきか。それは市民の健康となりわいを守ることです。ここに徹底的に立脚することが問われています。

以上の観点から現時点における市長のご認識と今後の対応について大きくは9点に渡って伺ってまいります。

① サンプリングの数値報告については1回目も2回目も入口の合算値も示  されてきました。今回は出口の報告しかありませんが、それはなぜでしょうか。また、改めて入口の合算値をお示しください。

② 9月12日市長と司令官がビデオ会議を行った際、司令官は「粒状活性炭を使用したフィルターは近いうちに設置する予定です」と発言されています。しかし、実際には11月1日までには設置とのことです。9月12日に近いうちにと言っていたのに実際には1か月半以上先までを視野に入れることとなった変更理由は何でしょうか。はじめの見積もりが甘かったのでしょうか。確認するべきと思いますが、市長はいかがお考えでしょうか。

③  市長は南関東防衛局長とのやり取りの中で排水をストップさせることを要求されています。これに対して南関東防衛局長は「なかなか厳しいところもあるかもしれませんが、米側に申し入れていきたいと思っております」とおっしゃいました。申し入れてどのような回答だったのでしょうか。まだ、返答がされていないようでしたら、返答待ちの姿勢を明らかにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

④  一番はじめに排水処理施設で泡が現認されたのが5月4日です。すでにそれから5カ月が過ぎています。当初から本市は原因究明を要請してきましたし、米海軍も「全力を尽くす」と繰り返してきました。最終的な結果が出ていなくとも途中経過でも現段階で判明していることを市民に明らかにするべきではないでしょうか。それが誠実な態度だと考えます。市長は原因究明の具体的内容や途中経過の報告を米海軍と国に求めているのでしょうか。

⑤ 排水処理施設の汚泥除去の後にPFOS,PFOAの数値が跳ね上がっているところをみると汚泥そのものにも問題があるのではないかと考えるのが道理だと思います。汚泥そのものの調査も行っているのでしょうか。行っているとすれば、その報告も求めるべきではないでしょうか。

⑥ 口頭ではなく国と米海軍に文書で質問し、文書で回答を得るという形式でやり取りを行ってはいかがでしょうか。

⑦ 市長は南関東防衛局とのやり取りの中で「国の責任において環境補足協定に基づく立入調査を実施し、結果については速やかに情報提供していただきたい」とおっしゃっています。立入調査は実際に沖縄県で行われたことがありますが、本件についても現実のものとなった場合、本市も地元自治体として率先して立入調査に参加するべきと考えますがいかがでしょうか。

⑧ そもそも米海軍は横須賀市に迷惑をかけているという認識はあるのでしょうか。本市は正式に米海軍から謝罪を受けているのでしょうか。

⑨ 市長は「PFOS等の管理も含め、米軍の運用そのものを疑わざるを得ない」「これまで私は米側と話をして、誠実に履行すると言っておきながら、このような状況になったのは怒りを禁じえない」「水質検査をしながら日常的に汚泥除去すると言っておきながら、この状態ということは、米軍の運用を含めて何をしているのか、調査を含めて疑わざるを得ない」「これまでの信頼関係が一気に失われたと私は思っております」とおっしゃっています。改めて市長のお気持ちをお聞かせください。また、今後司令官と直接面会する、あるいはオンラインで会議をおこなう予定はあるのでしょうか。この際、今まで市長がおっしゃっていた「米軍も市民」は撤回したほうがよろしいのではないでしょうか。

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平作川のかめさん

のんきに甲羅干し

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