日本共産党
横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ
一人ひとりが花開く“横須賀”へ
大村洋子
洋子の目

議会運営委員会で「新型コロナウイルス感染症対策特別委員会」を提案しました④

2020年5月4日

①②③も合わせてご覧ください。

4月30日の議会運営委員会で、結論から言うと、私たちが提案した「新型コロナウイルス特別委員会」は成らず自由民主党が提案した「協議会」が設置される運びとなりました。

私は議運の場で、自民党提案の「協議会」のメリットと主張された部分が、まったくメリットには当たらないということを反証しました。自民党の大野団長は「協議会であれば、メンバーにコロナ感染者が出た場合、同じ会派から代理出席できるので、これが協議会のメリット。特別委員会ではそれはできない」そう主張されたのでした。

しかし、この主張は少々乱暴であり、今となっては非現実的な主張だったと思います。2つ理由をあげます。

1点目。視察に行った際、一緒に行動した職員が感染者となったことから、西村大臣(経済再生・新型コロナウイルス対策担当)は自宅待機という判断をしました。この西村大臣の行動は自分が濃厚接触者であると断言できるものではないにせよ、大事をとったということです。つまり、「コロナ大臣」の行動は、濃厚接触者という概念があいまいであり、どこで線引きできるものなのか、誰も断定できるものではないということを国民に示したことになります。

2点目。この間、濃厚接触者の定義が変わりました。変更の主な2点は、

1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染者と接触した日のはじまりを「発病した日」から「発病した日の2日前」

2. 濃厚接触と判断する目安を「2メートル以内の接触」から「1メートル以内かつ15分以上の接触」

前回の議運4月23日以降、1週間の間に、社会の濃厚接触者の解釈はより慎重になったと思います。したがって、協議会メンバーが感染者となった場合、同じ会派から代理出席できるという自民党、大野団長の主張は現実ではないということです。

改めて考えるに、このような状況でも市議会のなかに1つの会議体をつくるというのは、ある意味自己矛盾だと言えます。しかし、私たちは議会人。覚悟と気概をもって臨むのです。成立しなくなる可能性があっても会議体を設置する。パラドキシカルなミッションを遂行するのです。

 

 さて、結局、設置されるのは協議会ということになりましたが、私は今でも本来、特別委員会が設置されるべきだったのだと思っています。なぜ、そこまでこだわるのかということを議会基本条例の観点から、整理したいと思います。

 まず、「特別委員会」を提案した提案文の「設置目的」を書いておきたいと思います。

『現在、新型コロナウイルス感染症が全世界規模で蔓延している。未曽有の事態に対処すべく政府は緊急事態宣言を当初7都道府県だったものを日本全国に対象を広げ発出した。本市も国や県と連動しながら、全力で対応している。

市民は議会を注視している。

議会として市民の最大の関心事である新型コロナウイルス感染症対策について積極的に取り組むことが求められている。市民からのご意見、ご要望を執行機関に伝え、執行機関からは最新の情報を聴取する。その模様は市民に伝わり、記録として残っていく。時々刻々と変わる情勢の中で系統的、立体的に審査し、検証し、課題を浮き彫りにし、的確な提案を行うのが特別委員会の役割である。

横須賀市議会基本条例の精神に立ち、今こそ、二元代表制の一翼を担う存在として、市民の負託に応える時である。既に具体的に対応を進めている執行機関と一丸なって市議会も全力で臨む。

横須賀市議会として焦眉の課題に即応するために特別委員会を設置する。』

後段に「横須賀市議会基本条例の精神に立ち」というフレーズを入れました。私としては、ここで特別委員会を立ち上げなきゃ、基本条例が泣くくらいの勢いで書きました。

基本条例の前文には「開かれた議会」「身近な議会」「情報の公開、市民傍聴権の保障」ということが謳われています。そして、「透明(性)」という言葉が全条文中4回出てきます。

基本条例の最大のキモは「執行機関を監視だけではなく政策立案もする議会」だと思いますが、それを一部始終市民に見せるということが大前提となっています。

このシリーズの冒頭に私は「市民のみなさんが、「市議会」や「市議会議員」を身近に感じる時ってどんな時でしょう?」と書きました。身近に感じてもらうためにはまずは知ってもらうこと、知ってもらうためには市民に見てもらうこと、それが決定的に大事なことです。

端的に言って、「協議会」ではそれができない。やはり「特別委員会」なのです。今までの協議会は会議の概要しか会議録に残りませんでしたし、インターネット中継はされないのです。そもそも「協議会」は地方自治法に基づいた会議体ではないのです。「特別委員会」はリアルタイムでも録画でも中継がされ、会議録としても永年残ります。私はこのことの差異は決定的だと思います。②で既に箇条書きでまとめましたが、今一度ネット中継の優位性を強調したいと思います。

「特別委員会」としてインターネット中継を行えば、内容をリアルタイムで、あるいは録画で公開し、市民、議会、執行機関、マスコミが瞬時にあるいは何度も確認・共有することができます。そして、それらは詳細な会議録として残ります。これは後世の市民と議会への記録書となり役立ててもらうことができます。そして、これら一部始終が透明性の中で行われればすなわち、「新型コロナウイルス」感染症対策に対して執行部と一丸となって全力を尽くす横須賀市議会の姿勢を強く示すことになるのです。

歴史的な災厄である「新型コロナウイルス」の問題は公開の場で緊張感をもって議論することが望ましいのです。

とまれ、会議体としては「特別委員会」ではなく「協議会」となりました。

誠に残念です。

これからは、頭を切り替えて、「協議会」を充実させていくことに注力します。会議録については出席者の発言を詳細に載せることも視野に入れる向きもありますので、その方向となるよう尽力します。

議会運営委員会の録画中継(4/23、4/30)も合わせてご覧ください。

では、これで本当に終了です。

 

過日、作った「肉じゃが」

何も画像がないと寂しいので。

肉じゃが (2)

ちなみに私も含め家族全員がたまねぎが苦手なので、

たまねぎなしの肉じゃが。肉は豚肉。

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