日本共産党
横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ
一人ひとりが花開く“横須賀”へ
大村洋子
洋子の目

「誠実ささえあればいいから」・・・・大須賀さんの言葉を噛みしめる

2016年1月17日

 年末、年始というのは忘年会、新年会で団体、組織に伺い挨拶をする機会が多い時期です。人の前に出て挨拶をするというのは、そんなに苦手なほうではないと思います。でも、どうも、お一人おひとりのところへ伺って、談笑するというのが私は苦手です。なので、議員になりたての頃は、はじめから終わりまで、自席が温まっていたものです。最近はずいぶんと初めてお会いする方にも自分から話しかけが出来るようになりました。

学力の経済学

 今、教育経済学者の中室牧子氏の「学力の経済学」という本を読んでいます。その中に「認知能力」と「非認知能力」というくだりが出てきます。「認知能力」とはIQや学力テストで計測される能力のことで、「非認知能力」とは「誠実さ」「忍耐強さ」「社交性」「好奇心の強さ」などでこれらは「人から学び獲得するもの」だそうです。この本は「学力の経済学」というタイトルのとおり、将来の年収、学歴や就業形態などの労働市場における成果に影響を及ぼすものとは何かという、シビアな観点で書かれています。客観的、科学的なデータで示しているので、これが正しいだろうと「教育」に関する何となくの思い込みをあっさり修正してくれます。

それはさておき、私が今日のテーマにしたいのは「非認知能力」です。

今、いろいろ過去のことを思い返してみると、そう言えば、私に「大村さん、市会議員にならないか。」と声をかけてきた大須賀寛さんは私にこう言ったのです。

 思い出しました。

 「市会議員は誠実ささえあればいいから。」

 大須賀さんは、私に「誠実さ」しか求めませんでしたから、学歴も資産も人脈もない私は、「こんな私でも市会議員になれるかも」と思ったのでした。おめでたいですね。

 それで、9年ほどやってきて、やっと人への関わりにも慣れてきました。「認知能力」は大前提ですから、高いにこしたことはありません。しかし、「非認知能力」は「認知能力」から単独で延ばすことができるものですし、「非認知能力」がないと活動が立ち行かないというのが市会議員の仕事だと思うのです。

 そういう意味で言えば、大須賀さんが言っていた「誠実さ」というのは、言い得て妙であり、誠実さにはじまり誠実さを極めていくのが市会議員の仕事なのではないかと思うわけです。

 100条調査特別委員会を観ていて、市長の姿勢が「誠実さ」では反面教師です。認知能力に優れていても、それだけではダメってことです。

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