一人ひとりが花開く“よこすか”へ
日本共産党横須賀市議会議員

大村洋子

おおむら ようこ

洋子の目

基地問題、戦争法案、横須賀版地方創生・・・・雑感

2015年8月4日
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基地なんてなければ、原子力空母なんて来なければ、もっと、福祉や医療や教育や地域経済やその他諸々、取り組みに集中できるのになぁ。いつも、そう思う。だけど、現実として受け止めると、(市長だけでなく、私たちだって、現実として受け止めている!)横須賀は、戦前、戦中、戦後を通じて、基地のまち、軍都、日米同盟の要の都市。

昨年、議会制度検討会の中で、市議選を前にして41の定数を変更しないということにあたって、文書をつくった。その時の内容は今、正確に書けないが、横須賀には基地があるからある程度の議員の数は必要なのだというトーンの文言であった。(ちなみに、これは議会制度検討会の総意です。つまり、私1人が浮いた形で主張したのではありません。)全くだ、その通りだ、と思った。やはり、横須賀ってまちは特殊なまちだと思う。

急に話は変わるけれど、「横須賀市まち・ひと・しごと創生総合戦略検討特別委員会」の資料を読んでいて、少しへこんだ。横須賀市は平均寿命が県内市の中で最も短いとか、1人当たりの医療費は県内で最も高いとか、空き家の数が現状の3万戸から20年後には5万戸になるだろうとか、これだけ読んでいると、だんだんお先真っ暗になってくる。

私はやっぱり、都市イメージというなら、基地のないまちを目指すべきだと思う。あえて触れてこなかった、言わば隠してきた基地を今度は「英語が使えるまち」とか「基地内留学」とかそんなことで、イメチェンしようとしているわけだけど、どうも小手先に見えるんだな。

今、安倍首相が国会の会期延長までして、通そうとしている安保関連法案=戦争法案、これは横須賀と関係大ありです。アメリカの世界戦略の大元締めが横須賀の基地。米第7艦隊の旗艦であるブルーリッジには海上自衛隊の幹部が常時連絡係として任務についているという。ブルーリッジは動く司令部で、すべての艦船を指揮下におく中枢なのだ。そこに海上自衛隊も入って一緒になって動いているということは何を意味しているか。これぞ、日米同盟の深化・・・安倍首相なら、そう得意になって言うでしょう、でもイラク戦争、少し遡ればベトナム戦争、こういう侵略戦争を担ってきた米軍と一体となっていることは、「専守防衛」を完全に逸脱してるんじゃないだろうか。

ねぎしかずこ議員は第2回定例会の一般質問で、「ヘリ空母いずも」と発言通告書に書いたら、「ヘリコプター搭載護衛艦いずも」ではないでしょうか?と職員に言われたが、頑なに「ヘリ空母いずも」で言い通した。日本は建前上専守防衛だから、空母は持てないことになっている。でもいずもは「全通甲板」と言って、船首から船尾まで同じレベルであり、エレベーターがあり(しかもオスプレイも搭載できるように外側についている)格納整備場まであるとのことで、これはもう専門家に言わせれば、れっきとした「ヘリ空母」だそうである。

輪形陣(りんけいじん)、なにやら中国系アメリカ人の名前みたいな音だけど、これは空母と一緒に動くイージス艦や護衛艦の配置構図のことを指す。この輪形陣の一団の中に自衛隊の艦船も配置されているそうだから、法云々の前に、既に現場では先取り的に既成事実が進んでいるのだ。

人生には、いくつも折り合いを付けて、クリアーすべき難題があるけれど、これだけは妥協は許されない。福祉、医療、教育、地域経済、その他諸々、どれも大事。だけど、基地問題もすごく大事。横須賀の共産党ですから。

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ある日の夕食。夫にはいつも感謝してる。